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2019.02.06
サビチェビッチ、ミヤトビッチ、サビッチ。
チャンピオンズリーグなど世界の一線で活躍した
名選手排出を続ける「アドリア地域の育成と競争の文化」を遡ると、
芝が荒れボールが跳ねる整っていないグラウンドに辿り着きます。
そしてそこには、今も変わらない環境の中、這い上がる為
練習をする子供達の姿があります。
(選手を指導する 1987ワールドユースチリ大会 ユーゴスラビア代表 スラヴィシャ・ジュルコビッチ氏。)
そこで頭角を現わすと15歳、16歳で街のトップチームが引き抜き、
若くして勝負する経験を積ませる土壌があります。
(試合視察 モンテネグロ1部 BUDUĆNOST vs SUTJESKA)
そして、モンテネグロで切磋琢磨し突出した活躍をすると、
隣のセルビアから声が掛かり、次の挑戦を始める機会を掴む事が出来ます。
そしてCL・ELに出場する選手を目指します。
(試合視察 セルビア1部 Radnički vs Spartak )
幾多にも歴史が塗り重ねられたスタジアムでは、
サポーターが引き継いだチームの基準と深い想いで試合を見守り、
選手達を激励します。
またそれを見た子供達が、その基準を引き継いで行きます。
(試合視察 CL前哨戦 FK CrvenaZvezda U-19 vs PSG U-19)
(試合視察 CL FK CrvenaZvezda vs PSG )
GM大迫とページャ監督が時間を掛け紐解く
「アドリア地域の育成と競争の文化」。
モンテネグロの、芝と土とボール以外何も無いグラウンドから
チャンピオンズリーグまで繋がる道筋と選手達のストーリーを巡り、
日本の育成世代の指導者の方々とモンテネグロ~セルビアの
歴史・文化・街を渡り歩きました。
FKアドリアでは、そこで日々の挑戦を続ける、
選手達を引き続きサポートしていきます。